石川県知事賞受賞

イナミのオリジナル教材は、平成29年第44回石川県デザイン展で最高賞の石川県知事賞を受賞しています。
学校教材が最高賞を受賞した事は今までには有りません。
毎年、建築やコミニケーションデザイン・空間デザイン・工芸デザイン・工業デザインのジャンルに様々な作品が応募されます。この年も941展もの作品がデザイン展にエントリーされその中でのナンバー1に選ばれました。
テーマは「中学校技術科教材にプロダクトデザイン思考を!!」です。

[教育界と一般社会が繋がった出来事でした]

[なぜ最高賞を取れたのか]

各賞は10人の審査員の方々の票数で決まるそうですが、関係者の方から「今回の石川県知事賞は、ほぼ満票(最初で8票が入り即決定その後直ぐに後の2名の方も同意されて満票で決定)の得票で決まったんです。こんな事は珍しいんですよ井波さん」と言われました

受賞後、審査員の方々にお会いしお話を聞きました
「知識ばかりが先行な子が多い」とおっしゃっていました。そして「作ると言う行動が大切だと!」
何か皆さん危機感を感じておられるようでした

[社会が求めていること]

AI,IOTなどと言われる中で、今、最も必要な教育とは、本来の人間力を引き出す事、育成する事です。

手から学ぶ、手から脳へです

知識はもちろん大切ですが、その前に感じ取る事が大切です

余りに実体験が乏し過ぎます

現場の先生方からも

[年々不器用な子が増えている]

とよく耳にします。この事が日本の衰退と結び付くのかどうかは分かりませんが、何かとても大切な事がおざなりにされている様に感じます。

そういった事も含め、多くの社員を雇われている立場の方々が「これで良いのか、何かおかしい!」との思いから、当社の実績、取り組みに賛同と応援の意味を含めて、一票を入れていただいたのだと思います。

[社会からの訴え]

教育と実社会は別ではありません、教材が最高賞を取ったのは、社会からの訴えなのではないでしょうか。

[文部科学省で調査官と面談]

2019年7月虎ノ門にある文部科学省にて、調査官と直接お会い出来る機会をいただき、上記の教材、美大との連携事業の取組等をご説明して来ました。
良い評価をいただき、もっと公の場にて公開されることを望みます。とのコメントをいただいております。